[2019.06.26]
タイムズ24株式会社(本社:東京都品川区、社長:西川光一)は、カーシェアリングサービス「タイムズカーシェア」において、電気自動車(以下、「EV」)を2019年8月からの半年間で100台導入することを決定いたしました。
自動車業界では、環境負荷低減を背景に欧州を始め中国や米国などがEVの販売目標やエンジン車の販売規制を設けるなど、世界的にEVシフトの動きが活発化しています。国内においても、2050年に日本の自動車メーカーが販売する全ての車両をEVやハイブリッド車にするといった目標を政府が掲げるなど、EVシフトが今後加速度的に進むことが想定されます。
これら自動車業界の環境負荷低減に向けた動きに合わせ、タイムズカーシェアにおいてもEVによるカーシェアリングの運用体制を構築するべく、この度EV 100台の導入を決定いたしました。
当社はこれまでにも、カーシェアリングサービスにおいてEVの導入はもちろん、国内外の自動車メーカーおよび自治体と連携した実証実験などを通じてEVカーシェアリングの提供に取組んでまいりました。今回の取組みでは、これまでに把握した課題の解消、および活用の幅を広げることで、これまで以上にご利用いただきやすいEVカーシェアリングの運用体制が構築できるものと考えております。
具体的には、以下取組みを実施いたします。
取組み事項 | 効果 |
---|---|
電池残量に応じた予約可能時間の変動 | 貸出時間の最大化 |
充電カードの活用による充電場所の確保 | 航続距離に対する不安解消 |
一部車両へのWi-Fi設置 | 空間活用としての利便性向上 |
自治体や鉄道事業会社、スマートシティとの共同施策の連携 | タイムズパーキング・EVカーシェアリング・通常のカーシェアリングを複合した新たなソリューションを提供 |
車両は、埼玉県・東京都・神奈川県を皮切りに、大阪府など全国広範囲へ展開します。8月から10月までに30台、11月から来年1月までに70台を配備いたします。配備場所は、短時間利用ニーズの多いエリアや、一次交通との組合せ利用(レール&カーシェア)のニーズが高い駅近くを予定しています。
タイムズ24は今後も、タイムズカーシェアのサービスコンセプトである"ミヂカ・オトク・ベンリ"の充実とともに、EVなどの展開により環境負荷低減に取組んでまいります。